ブランド干し柿、市田柿

市田柿は、
長野県南部で栽培される渋柿の品種で、


2006年に、地域ブランドとして登録された、
南信州の特産品です。


14世紀頃、現在の長野県下伊都郡高森町の旧市田村で、
盛んに栽培されていたことが、語源です。


同じ干し柿でも、
あんぽ柿に比べると、若干固めで、
串柿などと比べると、若干柔らかめなのが特徴です。


栄養価は、特にポリフェノール「タンニン」が、
特筆して高く、100g中に250mg含まれています。


これは、同じドライフルーツのほしぶどうに比べて、
約３倍弱です。


ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富な
健康食品です。


この干し柿は、
一口大で、食べやすく、


鮮やかなあめ色の果肉を、
きめ細やかな白い粉（ブドウ糖の決勝）が覆い、
もっちりした食感と上品な甘みが特徴です。


柿がオレンジ色をしているのは、
「カロチン」が豊富な証拠で、


「カロチン」は、体内で「ビタミンA」になり、
免疫力を高め、視力を正常に保ちます。


食物繊維は、腸の働きを活発にし、
便秘や肥満の解消に効果的です。


また、ポリフェノール「タンニン」は、
二日酔いの解消に有効です。


渋柿を干すと、渋味を感じる水溶性「タンニン」が、
渋味を感じない非水溶性「タンニン」に変化します。


だから、おいしく干し物を食べながら、
「タンニン」を摂取することができます。


このように栄養価の高い市田柿を
ぜひご賞味ください。


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